Samsungは、ソチ・オリンピックのオープニングセレモニーでiPhoneのAppleロゴを隠すよう、選手に要請!
Samsungは2月7日より開催されるソチ・オリンピックの公式スポンサー。
今回、参加する全ての選手に対して無料で「Galaxy Note 3」を配布しているようだが、受け取る上で「とある条件」が前提とされていることにスイスのチームに発見されてしまったようだ。
その条件とは「オープニングセレモニーをiPhoneで撮影する場合、Appleロゴを隠すようにすること」。公式スポンサーとは言え、果たしてこんな条件を選手に強制するほどの力はあるのだろうか。
Samsung以外のスマートフォンがテレビに映らないようにすることが目的
スイスのウェブサイトにはこの事実について添付写真の通り大々的に書かれている。

タイトルには「iPhone、オリンピックのオープニングセレモニーで使用禁止」と書かれ、写真の下の本文には「もしBeat FeuzがiPhoneを持っていてオリンピックのオープニングセレモニーの写真を撮りたかった場合、Appleロゴを隠さないといけない」と書かれている。
確かにオリンピックのプロモーション効果は絶大だ。世界中が注目する中で選手が手にするスマートフォンによって売上に影響する可能性も否定できない。
iPhoneのAppleロゴを隠すのが面倒である場合は「Galaxy Note 3」を受け取らなければいいのか、そしてそもそも受け取ったもののAppleロゴを隠さずに撮影してしまった場合はどうなるのか。気になることが盛り沢山だが、Samsungはソチ・オリンピックでも露出度を高めるのに必死であるということはよく分かる。
これに対して、IOCは
選手は過去のオリンピックと同様、開会式では使用したいデバイスを自由に使用することができると回答した。
確かに選手はオリンピック中に公式スポンサーではないメーカーやブランドの宣伝行為に当たることはすべて禁じられているが、Samsungが選手にオープニングセレモニーでiPhoneのAppleロゴを隠すように要請したことはIOCとしての禁則事項に値せず、選手もAppleロゴを隠さなかったとしてもペナルティを受けることもないそうだ。
2014-02-08 19:29:55
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